恩師の家で、半分寝ている頭で読んだ記事から
うねるような暑い夏
「何もない」を求めて男数人が無人島に渡った
しかし波はフラットでサーフィンが出来ない
食料を調達をしようにも、知識も経験もない
やる事がなく途方に暮れて、涼しくなるのを木の日陰でひたすら待った
夕方、食料は釣りをして得た大きなナマズ(だったと思う)1匹のみ。
岩に頭を叩きつけて殺した
男数人でそれを分け合った
選択肢があれば、決して食べない生臭い魚
男は、持ってきた酒を氷もない手作りのコップでヌルイまま飲んだ
翌日、男達は一旦島を離れて都会へ戻る事にした
誰一人反対はしなかった
好きな物を腹いっぱい食べた
「何もない」を求めて行ったのに
波を求め
日陰を求め
氷を求め
快適を求めている事に気付いた
「何もない」
を求めていたのにだ
自分が常に何かを欲している事に気付いた時、男たちの本当の「何もない」旅が始まった
これを読んで僕は思った
僕は「今」に敏感に生きている人間なのだろうか・・・と
「何もない」を受け入れられるだけの強さのある人間なのか・・・と
仙台ベイ七ヶ浜走ってきました
7 年前
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