久しぶりにラグビーをしにグラウンドに足を運んだ。
僕はラグビー部の3期生で、卒業して5年の月日が経った。
もうグラウンドには11期生がいた。
ラグビーと出会って12年目のシーズンだ。
現役の時みたいにバチバチに体を当てたりは厳しいけれど、やはり楕円のボールを追いかけるていると、「こんのやろぉ~っ」って体内の奥の方から熱ーい何かがこみ上げるのは、まだ戦いの世界に身を置ける証拠なのだろうか。
このグラウンドで、また自分と向き合う時間を作っていこうと思った。
厳しくて、勝ち負けのシンプルな非日常の世界は、複雑に絡まった糸クズみたいな日常の活力になっているのは確かである。
右胸のセーターに穴の空いているサーファーが言った。
『たいしてストレスなんてない人生だけどさ、仕事に休みがなくて何かヘコんでた。でもこうやって海の上でデカイ波に向かってると「また明日から仕事頑張ろう」と思えたよ』
「お前の知ってる世界を、俺が知らないのは非常に悔しい」と言う理由でフルマラソンを走ったスポーツ作家が言った。
『どうしても書きたい文章があって、部屋のカーテンを全部閉め切ってパソコンに向かってるよ。まるで金魚蜂の底のような生活だ。』
あるラガーマンが言った。
『すごい奴を見て、あいつすげーな。と思う前に、「俺、やってねぇなぁー」と思えるかじゃね?』
たくさんの刺激に感謝!
俺、やってねぇなー。って日々を送りましょう。
昨日は急なお誘いに乗ってくれた吉竹サンクス。
またファミレスで盗み聞きでもしようぜ~